またひとり──僕のヒーローが、旅立った。
スティングが彼の公式インスタグラムで、
日本時間2025年6月12日の朝6時半ごろ・・
ある動画を投稿しました。
ブライアン・ウィルソンが2025年6月11日に82歳で逝去した後、
スティングが公式Instagramで名曲「God Only Knows」を
静かに歌い上げて追悼した一幕は、
同じ音楽遺伝子を持つ者同士の“魂の会話”のようでした instagram.com+15smoothradio.com+15nme.com+15。
悲しみと敬意を、ひとつのメロディに込めて
「Today, one of my heroes died…」
──ステージの照明が落ちたドイツ・ロストックで、
スティングはそう告げ、
世界に心の準備を促しました instagram.com。
当日はシンプルに、
「God Only Knows」が静かに流れるなか、
会場とオンラインの両方で、
言葉を超えた共振が生まれたのです。
彼にとってブライアンは
単なる尊敬する先輩にとどまらず、
音楽的な“ヒーロー”だった。
それが実際の一音一音に反映されていました。
誰も知らなかった、ブライアン・ウィルソンの深い闇と痛み
ブライアン・ウィルソンは、
ザ・ビーチ・ボーイズの音楽的天才として称賛される一方で、
壮絶な個人史を背負って生きてきました。
幼少期には厳格な父から精神的・身体的虐待を受け、
1960年代後半からは薬物依存やアルコール問題に苦しみ、
さらに統合失調症状やうつ病といった精神的な疾患にも
長年悩まされてきました。
片耳の聴覚を駄々
ブライアン・ウィルソンは、子供時代に父マリー・ウィルソンから
深刻な身体的・精神的虐待を受けていました。
父は支配的な性格で、息子たちに絶対的な服従を求め、
ブライアンの音楽的才能を認めるどころか、
「もっとやれ」「失敗するな」と
絶えずプレッシャーをかけ続けたといいます。
中でも象徴的なのは、父からの暴力で左耳の聴力を失ってしまったと
いうエピソードで、ブライアン本人もこの事実を認めています。
人格否定的な言葉や態度が
ブライアンの精神に深い傷を残しました。
大スターブライアンの裏側にはトラウマの影が・・
そのトラウマは、彼の人生に大きな影を落とします。
成長後、ブライアンは統合失調症やうつ症状、薬物依存、
そして長期間の引きこもり生活に苦しみました。
しかし同時に、この深い内面の葛藤や苦しみが、
『Pet Sounds』や未完の傑作『Smile』など、
ポップ音楽史に残る名作を生み出す原動力ともなりました。
天才はすごいです。
彼の音楽には、傷ついた心が放つ繊細さと美しさが、
今もなお強く響いています。
2007年、彼は米紙ワシントン・ポストのインタビューで
「私は非常に困難で、呪われたような人生を送ってきた」
と語っており、その一言には名声の裏側で続いてきた
深い孤独と痛みがにじんでいます。
あれほどの苦悩を背負いながら、
それでも地上に美しい音楽を残してくれたブライアン。
その魂は、きっと天使そのものだったのでしょう。
困難に打ち勝って強く生き切った ブライアン・ウィルソン
愛と尊敬を送ります。
歌声の余韻がつなぐ世代の絆:そして愛の歌
スティングが歌った、この曲
”God Only Knows” は
1966年の『Pet Sounds』から生まれ、
ポップの可能性を拡張した歴史的名曲。
そのメロディは、50年以上を経てなお、
心を震わせる力を持ち続けています
「神のみぞ知る」”God Only Knows”のこの曲についての
Wikiの情報はこちら
英語の情報は、こちら”God Only Knows”
スティングがステージでこの歌を選んだのは、
自らがどれほどブライアンから影響を受け、
音楽を通じて癒されたかを、
あえて最も美しいかたちで、
そして彼自身の体をつかって・・声で・・
示したかったからではないでしょうか。
まさに、音楽家から
音楽家へ捧げる“魂の波動をのせた音楽の追悼”。
God Only Knows 「神のみぞ知る」歌詞と意味を味わう
私が英語を聞いた時に流れる日本語を参考に書いてあります・・・
なぜか私には 男性が主人公になってきこえて・・・
神のみぞしるっていいうより・・・「神様だけがしっているんだ」
という日本語に頭の中で変換されてしまいますが・・
そこが日本語の持つ感性の広さかもしれませんね・・
I may not always love you
But long as there are stars above you
You never need to doubt it
I’ll make you so sure about it
僕は君をいつも愛せないかもしれない
でもきみの頭上に星が輝いている限りは
心配無用だよ。僕が君に本当だってかんじさせてあげるよ。
God only knows what I’d be without you
神様だけが知っている、ぼくが君がいないとどうなるかってことを
(僕が君なしでどうなってしまうか、僕自身にも、ほかの誰にも分からない。
ただ、神だけが知っている。君が今いるからこそ、自分は生きていられる)
If you should ever leave me
Well, life would still go on, believe me
The world could show nothing to me
So what good would living do me ?
もし、万が一君が僕の元をさってしまったら
そうだなあ・・人生はそれでも続いていくよ、信じてくれ。
世界は僕に何も見せてはくれないだろう
だったら、生きているって
僕にとってなにがいいっていうんだ?
God only knows what I’d be without you
神様だけが知ってるんだ・・君なしだと僕がどうなってしまうか
(僕が君なしで生きていく姿、ありえるかどうかも分からない。
そんな僕を、本当に知っているのは神様だけなんだ。
君が今いるからこそ、自分は生きていられる)
Ooh, ooh
Do, do, do, do, do, do, do,
Bow, buh-bow, buh-bow, buh-bow (Do, do, do, do)
Bhu-bow, bhu-bow, bhu-bow, bhu-bow (Do, do, do, do, do, do, do, do)
God only knows what I’d be without you
神様だけが知ってるんだ・・君なしの僕がどうなってしまうか・・・
(君が今いるからこそ、自分は生きていられる)
If you should ever leave me
Well, life would still go on, believe me
The world could show nothing to me
So what good would living do me?
万が一君が、僕の元からいなくなったら
まあ、人生は続くだろうけど、信じて欲しい
この世界は、僕にとって何の意味もなくなってしまう
何の生き甲斐が、僕にあるというのだろう?
God only knows what I’d be without you
神様だけが知ってるんだ・・君なしの僕がどうなってしまうか・・・
(君がいなかったら、僕がどうなっていたかなんて……
それは、たぶん神様にしか分からないんだよ。
君が今いるからこそ、自分は生きていられる)
「“God Only Knows”── スティングの歌声が、今、胸に染み入るその理由」
スティングが選んだ「God Only Knows」、
そしてその歌声はいま、あなたの胸にどう響いていますか?
旋律に込められた祈り、追悼、そして“ありがとう”の気持ちを――あ
なたはどう受け止め、どう自分の言葉にしますか?
今、自分の都合や利益ばかり考える時代。
忘れかけていた“人を思いやる愛”を、
ひとりでも多くの人に思い出してほしい。
人は誰しも、本当は愛を求めている――。
20世紀の唯物論的な時代から、
21世紀は“魂の時代”へと移り変わりつつあります。
そんな時代だからこそ、この曲は、
より深く人々の心にしみわたるのではないでしょうか。
スティングのような一流のミュージシャンが、
時を超えた名曲を歌い、その場に愛を再燃させる。
魂が温まる瞬間が、またここにあるのです。
愛を伝えるスティング
削除されちゃったらまた別のを
投稿しておきますね!
そして
奥様にこの曲を歌っているつもりなのでしょうか。
こちら・・
究極のラブソング・・・天才ミュージッシャン、
ブライアン。ウィルソン82歳! RIP
(執筆6月12日2025年)