『ソウル・ケージ』一番最初に聞いた時は、
魂の檻??・・と聞いて、”ポリス”と最初に聞いた時と同じくらいのインパクトがありました。😅
勝手に、檻というのは、直感的に”体”のことをいっているのか・・と勝手に想像して
思いながら・・勝手に感動して・・・すごいタイトルだなあ・・と!
私にとっては強烈インパクトのアルバムで、大好きな1枚です。
日本では、1991年1月21日発売。スティングの第3作目のソロアルバムになります。
スティングは”ポリス”のベーシスト 兼 ボーカルを務め、
ポリス(原名:The Police) として
音楽界の頂点を極めました。
皆様のほうがお詳しいと思いますが・・若い世代の人たちへ・・
ということで少し”ポリス”について説明しますね。
ポリスというバンドは、イギリスのロックバンド。
スティングがボーカルとベースギターを担当し、
ギターは、アンディ―・サマーズ、
ドラムをスチュワート・コープランドが担当するという、”トリオ”のバンド。
スティングがリーダーとよく勘ちがいされるのですが、
ドラムのスチュワート・コープランドがバンドの創立リーダーです。
ただ、この3人のミュージッシャンはただものではいうまでもありませんが、
3人ともすごいお方で・・・また別のところで書きたいです💛💙❤
1977年に結成され、一時は、ヘンリー・ポドゥブァーニ(Henry Padovani)という
ギターリストとともに、4人で活動していましたが、
彼が抜けることになり、3人トリオで大ブレークすることとなりました。
『ロクサーヌ』が世界的ブレークをすると、瞬く間に、
数年でポリス音楽で、世界を制覇しました。
その後、3人の巨匠はそれぞれの音楽と芸術へと歩みを進めることになります。
スティングは、まず『ブルータートルズの夢』(原題:The Dream of the Blue Turtles)と
いうアルバムを発表。大ヒットになりました。
このアルバムに、「誰かをあいしているなら、自由にさせて」、
そうあの『セット・ゼム・フリー』(原名:If You Love Somebody Set Them Free) が
収録されています。
2枚目のアルバムは『ナッシング・ライク・ザ・さん』(原題:Nothing Like The Sun)。
社会的テーマや、人権問題についても書かれている曲が在るアルバム。
そして3枚目、これが『ソール・ケージ』
父親の影響がを受けたアルバムとして知られているアルバムです。
ある意味とても内省的な、ただでさえ、スティング名曲は”意味深”の曲が多いのですが、
さらにこの曲は、・・アルバム全体が、まるで海の深さのように、
ミステリアス、且つ、美しく、そして嵐のようなダイナミックさを感じられる1枚。
エネルギーを内蔵するような、パワフルさと、ミステリアスの混合。
そしてロマンスを感じさせる表現。
そこにスティングのボーカル・・さらにポップさもくわわって
最高です。
公式の邦題ではありませんのでご注意ということで、英語の題名をかるく
概要を理解するということで日本語で表してみました。
おもしろい情景が浮かびませんか・・・
原題はかっこで隣に書いてみます。💛
1.魂の島 (Island Of Souls)
2.これまでの長い間ずっと (All This Time)
3.君に夢中 (Mad About You)
4.エレミヤのブルース (Jeremiah Blues (part1))
5.君のためになぜ泣かなきゃいけないんだ? (Why Should I Cry For You)
6.聖アグネス(キリスト教聖人)と炎に包まれた列車 (Saint Agnes And The Burning Train)
7.荒れ狂う海 (The Wild Wild Sea)
8.あの魂の檻たち (The Soul Cages)
9.天使が降臨するとき (When The Angels Fall)
なかなか・・・でしょ?!
公式邦題は、カタカナになっています。
1.Island Of Souls アイランド・オブ・ソウルズ
2.All This Time オール・ディス・タイム
3.Mad About You マッド・アバウト・ユー
4.Jeremiah Blues (part1) ジェレマイア・ブルース
5.Why Should I Cry For You ホワイ・シュッド・アイ・クライ・フォー・ユー
6.Saint Agnes And The Burning Train セント・アグネス・アンド・ザ・バーニング・トレイン
7.The Wild Wild Sea ワイルド・ワイルド・シー
8.The Soul Cages ソウル・ケージー
9.When The Angels Fall ホエン・ザ・エンジェルス・フォール
という具合です。
プロデュースは、Hugh Padgham と Stingです。
曲の作詞作曲は全てスティングが手掛けています。すごいですね!
Hugh Padghamは日本語では、ヒュー・パジャムとカタカナで訳されることが多いプロデューサーで、イギリス出身。スティングと同じですね。そして年もスティングと1歳しか違わない、(1つ年上)
凄腕のプロデューサーです。
特にフィル・コリンズと一緒に手掛けた「ゲート・リバーブ」効果という特有のドラムサウンドで有名です。1970年代から彼の手掛けるミュージッシャンは1流ぞろい。
ジェネシス、ポリス、ポール・マッカートニーなどと仕事をして素晴らしい音楽を
世に送り出していきました。
ポリスでは、「ゴースト・イン・ザ・マシーン」と「シンクロニシティ」をポリスとともに、
プロデュースしています!
このアルバムの詳細もかいていきますね!こうご期待!
(執筆:2024年4月15日)