【スティング名曲】マフィアとの約束?刑務所で移民船残骸ギター「フラジャイル」名曲を7時間魂を吹込スティングが?

フラジャイル:fragile「壊れやすい」と訳される彼の代表作を、
新たにアレンジした新バージョンを、ナポリのセコンディリアーノ刑務所で演奏する予定、
というニュースが入ってきました。何が、今年71歳のスティングをその行動に駆り立てのでしょうか。

スティングが歌う鎮魂歌、彼の作品の中でも、 演奏されると魂に響く「フラジャイル」を ナポリの刑務所でスティングがなぜ歌う?

スティングはイタリアのトスカーナにも家を持っていて、
彼はそこで時間を過ごくことが非常に多いです。

またそこはとび抜けて美しい広大な大邸宅で、
スティングとトルーディ・スタイラーのワインを作るブドウ園もあります。

ズッケロとのデュエット曲「セプテンバー」の公式プロモーションビデオでもその自宅、
及びその周辺の光景が移っています。本当に幻想的な景色を満喫できる場所です。
行ってみたいですね・・・いつか♡

イタリアのトスカーナきっと素晴らしい場所なんだろうと思います。治安もまあまらしいです。
まだ行ったことはないので、調べただけですが、田舎というか、自然がいっぱいのところで
比較的安全な場所と言われています。

イタリアといえば、”スリ”とか思ってしまいますが・・・
(イタリアではなく・・まだ治安がいい?ドイツでパスポート、財布もろもろ
全部まるごととられたのは・・私です。笑汗)

体も小さいので、よいターゲットなのかなあ・・でも子供だって体小さいし!(笑)
それは置いておいて・・まずまず・・
女性一人で夜遅く出歩かなければ大丈夫かなあと。また財布とかは裸で持ち歩かず・・
日本の東京でもこれは同じですね。

池袋で、女性の財布をひったくって走っていった男性今でも覚えています。あああ・・・
また話が脱線してしまいました!ごめんなさい。

小さい町のような感じだそうですが、お金持ちが多い感じともいわれています。ちょっと安心ですね。
コロナ禍でもあったので、彼の自宅での撮影となったのでしょう。
スティングがイタリアにいる時は大丈夫かなあ・・💛

この「セプテンバー」はまだ比較的新しい曲で、
2020年12月2日にスティング公式Youtubeで最初にリリースしたものです。

そして彼の妻のTrudie Stylerの公式インスタグラムでもそのイタリアの家でとられた
多くの写真が今でも頻繁に投稿されています。

その夢のような邸宅から、約500キロ近い距離にある刑務所をスティングは妻と共に訪れ、
ナッシング・ライク・ザ・サン (原題:Nothing Like The Sun)のアルバムからの一曲、
フラジャイルをナポリの刑務所で刑務所で歌う予定だといいます。その理由とは?


神父との約束・・・スティングと彼の性格

スティングは非常に約束を大切にする性格だなあ、と思ったのはある海外のラジオ番組でした。
前回、たぶん1年くらい前だと思いますが、スティングがインタビューされた時に言ったことを
スティングが覚えていて、それを果たしたこと。

「君言ってただろう。」とスティング。ラジオのホストの方がびっくりしていました。
また今回のラスベガス公演の際、シャギーが突然姿を現したときにも・・”スティング!”
思わず心で叫んでしまいました。心が熱くなりました。

”昨年の”ラスベガス公演の際、 ”ミート・アンド・グリート”(著名人と一般人が交流する特別の機会)に、「シャギーがステージに出るかも。」と言っていました。

しかし現れず。昨年はスケジュールが合わなかったのだと思います。
シャギーは確かにラスベガスには来ていたのですが、
スティングの公演に昨年は現れることはありませんでした。

バックステージでの2人の姿はSNS等で公開されてはいましたが。。
そして、今年のラスベガス公演! シャギーが舞台に・・とっさに ”スティング”!
と心で叫んで、思い出したのは、彼とファンとの間で交わした言葉。

スティングの真摯なまじめな性格を垣間見れたように思いました。
スティングって約束を大切にする人なんだあ・・・。

そして今回。実は、彼はアントニオ・ロフレード神父、そうですとても力がありますよね・・
イタリアのご神父。神ともつながり・・地域の有力勢のかたともほぼ確実にパイプがあるでしょうから・・
そのご神父、アントニオ氏とリオーネ・サニタ大聖堂の元教区司祭であった時に、
彼と夕食を共にしました。

サン・ジェンナーロ財団の取り組みについて、アントニオ氏から説明を受けたスティング。
その時に交わした約束が今回の訪問!。

これを果たすべく、スティングと妻のトルーディ・スタイラーさんと共に、
セコンディリアーノ(Secondigliano)刑務所に出向いたのでした。
ただそれだけではありません。彼にはプレゼントが用意されていたのです。

移民船の残骸で作ったギター

色鮮やかな縞模様のギターを抱えて記念写真を撮ったスティング。
そして若いユージッシャンのカルテットと演奏。
ギターはとても鮮やかな青の寒色と温かいというか熱いオレンジ色の縞模様。
そしてギターのネックとヘッドにはグリーン色が施されています。

これはランベドゥーサ島に移住した人を乗せていたボートの木材を使用し、
ナポリのセコンディリアーノの受刑者によって製作されたギター。

サンフランシスコ交響楽団でのスティング名曲コンサート。
スティングはギターの説明とともに、こういっていました。
「7時間、弾込んだんだ・・そうすると音色も変わってきたよ・・』

40年以上のキャリア・・世界の音楽家の指にかかったギター。魂が吹き込まれたに
違いありません・・・音は振動。目に見えないパワーとエネルギーで・・
音を変えたのでしょうか。

スティングはそのギターをホテルに戻ってからも演奏する姿が、
妻のトルーディ・スタイラーのインスタグラムで投稿されていました。

スティングにとっても約束を果たしたこと。
ほっとしたのかもしれませんね。

そして、さらにスティングの人を思い愛する心がその特別の木材と共鳴しあって、
素晴らしい音を奏でている短い動画になっています。

移民の船というのは特別の魂を運んでくるという人もいます。
母国が切迫した理由でほぼ何も持たず、命からがら希望だけを胸にボートに乗り込んで
新地での新しい生活を夢にわたってくる魂たち・・・人たち。

すべてのボートが幸運を手にするわけではありません。
スティングはこのこともきっと心に描いていたのではないでしょうか。
なにか言葉だけでは言い尽くせない気持ちを・・それがギターの音色となって・・
心に響く時、それは感動となり魂に押し寄せる。

スティング シェイプオブマイハート もスティング名曲の一つです。お金と愛との葛藤・・
人生と物質との関係を感じさせるこの曲かなあ・・ともおもいましたが、
スティングがこのギター1本で奏でる曲は・・・
スティング創作のフラジャイル。・・・
それは世界に響く時間をこえた感動となる・・

スティング・・・💙

※フラジャイル(原題:Fragile)の歌詞背景についてはコチラ👉【スティング名曲】Fragile フラジャイル 1987年から売れ続けるその秘密は?意味と歌詞 
※スティング シェイプオブマイハートについてはコチラ👉【スティング名曲】ストーンヘンジ岩の下でひらめいた『シェイプ・オブ・マイハート』秘話! 宇多田がサンプリング★ 30代後半男性少女マチルダの愛 


難民問題と名曲「インシャラ」、その歌詞の意味は?

スティングはかつて、難民問題にも心を砕き、1曲創作しています。
彼のアルバム「ニューヨーク9番街58丁目」の第9番目の楽曲で「インシャラ」(原題:Inshalla)
という曲を歌っています。

もちろん作詞作曲はスティングです。
そのライターズノートにおいて難民(移民)問題に触れています。

彼は「政治的にではなく、人道主義の観点から難民問題の危機について歌を書きたかった。
‥‥母国が内戦でおぞましい状態で命からがらボートにぎゅうぎゅう詰めになって
家族と一緒乗り込んでいる自分を、父, 夫として無理やり想像してみたんだ。

この曲の題名は「インシャラ」っていうのだけれど、
アラビア語で、”それが神の意志なら実現するだろう。” 簡単に訳すとそういう意味だよ。」
と書いています。(原英語:”If it is God’s will then it will come to pass”( 2017 A&M Records, Sting 57th &9th (album), the fourth page of the lyrics booklet – Sting”

今回彼が歌った曲はFragile だそうですが、
私はこの「インシャラ」を思い出しました。

ナポリのホテルでその特別のギターを演奏しているところが、
数秒ですが、(当時の)スティングダイジェスト(Stingdigest)のインスタグラムに、そして¥
妻のTrudie Stylerさんのインスタグラムにも投稿されていました。

もしくはStingdigest のTikTokで、見ることができます(できました…今はもうある理由で閉鎖されてしまいましたが・・)。でもこれも全て神様の手だと私は固く信じて疑いません。
起きるべくして起きたこと・・・これについてはコチラ👉

本当に心にしみる素晴らしい音。またインシャラについても書きますね。

(執筆:2023年5月1日)(修正加筆:2024年4月15日)


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