2023年6月1日!71歳のスティング!ゆっくり休暇でお休みになれたのでしょうか。
奥様とゆっくりいろいろなところを、時にイベントをはさみながら欧州をまわって、
骨休みなさったようです。💛
そして、ヨシ!
マイソングスツアー再開! ・・・その日
スティングのコンサートの最後の締めくくの曲は突然死の友へ・・
そして2023年6月1日、マイソングス ツアー再開。
スペインのビルバオ・アレナが再開最初の会場でした・・・その友達はスペイン人でした。
夜の10時開演?!ビルバオ・アレナ 欧州で再開 環境問題運動? スティングマイソングス コンサート
さすがスペイン!
最初は夜の10時開演と聞いて。。マジ?と思いましたが、
スペインお好きの方や、ご旅行で訪れたことのある方ならご存じかと思います。
なんと日没時間が今の時期ですと午後の9時40分ごろ。
日の出は6時45分ころ。今頃の日本の東京は日の出が4時30頃で、
日の入りが午後6時50分から少しずつ遅くなっていくとしても・・9時にはなりませんよね。
日本で日の入りがもっとも遅い日は夏至より1週間ほど後になるそうです。
大体ですが、6月29日頃だそうです。だとするとやはり午後7時を1分、2分を過ぎるくらいですね。
スペインすごい!
スペインで日没が一番遅いのが7月1日だそうです。なんと9時45分。
スティングさすが、国によって開演時間を考えています。
世界のスターすごいと思ってしまいました。
そのビルバオ・アレナですが、英語で言うとビルバオ アリーナです。
なかなか印象的な建築物です。
上が緑で帯のようになっておりそこに割りばしがたくさん刺して柱になっているような
印象深い建築物。
建築家、ハビエル・ペレス・ウリバリ氏と ニコラス・エスピノーサ・バリエントス、
もちろんそのプロジェクトチームの方々の作品です。
面積が30808㎡あります。
上の帯のような緑色の素材は吸収性のファイバーボードでコーティングされているそうです。
この建造物は緑を意識しているように、低エネルギー消費複合施設として、
地球環境にやさしいということを意識して設計されたものです。
またこの建物の緑は木の葉をイメージしているもので、
その内側にあるのが建物の空調設備で、通気性のあるものを使用してあるということですよ!
徹底しています。
私が最初に見たときに割りばし?と思ったのも、
ある意味、素晴らしい建築家の意図したところで、『木』をイメージしたそうです。
建築家の意図ばっちりはまっています。💛
また中の座席の色がすごいんです。
緑の黄色がまだらになっており、見るものを魅了します。
環境保護がテーマは言うまでもないですね。
さらに面白いのは、エネルギー資源のリサイクルを考慮し、
プールで使用される水を無駄にする代わりに地下の貯水層に保管され、
ビルバオ通りを掃除する車両が使用している
そして、ArchDaily:チリ発で月間アクセス数約1000万ある建築に特化したウェブサイトですが、このサイトが主催する賞を取っています。
このような会場を欧州でのマイソングスコンサートの最初に選んだのは、
何かスティングの環境に対する姿勢を感じずにはいられません。
・・・とマイソングズの再会会場をかきながら・・
そしてスティングは長期休暇の後の、最初のコンサートを計画していた地、スペイン。
そこでの最後の曲に・・・スティングのともにスティング名曲、
フラジャイルをささげることになるとは、誰も想像だにしなかった・・・でも
そこはスペイン・・・
セトリの最後はともに捧げる曲 スペイン人の友が突然の死 トニー・カーボ
欧州ツアー再開初ぼコンサートでの初フラジャイルは、
スペイン人のトニー・カーボ(Mr. Toni Carbo) に捧げられました。
トニー・カーボさんは、”STING” という本を書かれています。スティングの公式ファンサイトでも
彼が登場しています。
Featured Fans (注目のスティングファン)として写真とともに彼のプロフィールが掲載されています。
1980年からのファンで、特にお気に入りのアルバムは ”Nothing Like The Sun”。
そして好きな曲は ”Secret Marriage” ロマンチックだったのかなあ、と勝手に想像してしまいます。
住居はバルセロナのカタロニア。私は仕事でご縁あって、何度かバルセロナを訪れたことがあり、
カタロニアについて、仕事仲間のかたからいろいろきいていたので、
のスペインの地域よりは親しみ、そして思い出があります。
バルセロナは大好きな場所の一つです。あのなんとも言えない自由感がいいですね。そしてトマトをパンにつけて食べる・・おいしいです!
アントニーさんは、スペインのお方ですので、スペイン語でスティングについての本を書かれて、ご出帆な去りました。よろしければ、読んでみてくださいね。1990年の出版の本になります。
私はスペイン語がからっきしなので、いつか・・という感じです。
PoliceWikiというサイトがあるのですが、そこにトニーさんがポスターを提供したりしています。
スティングのアントニーさんへの言葉を掲載しておきます。
”Remembering Toni Carbo – RIP (トニー カーボに思いを馳せて・・・安らかに・・)
I’m so sad to hear of the passing of Toni Carbo, one of my most loyal fans. I’m playing in Bilbao tonight and my thoughts will be with his family as I sing Fragile at the end of the show, and wish him well on his journey. May he ever sail in quiet waters. -” Sting.(Sting.com)
(簡訳:僕の本当に忠実なファンの一人のトニー・カーボの訃報を聞いて本当に悲しい。
このショーの最後になる「Fragile」を今夜はビルバオで演奏しようと思う。そして僕の思いは彼の家族とともにあり、彼の長旅路が平穏であるように願いたい。
トニーがいつも穏やかな大海を航海することを願って・・)
(※アントニーは”トニー” と称されることが多いです。)(スティング・Sting.comより)
環境保護といっても・・・スティングが? 安倍首相と英国の元首相と同じグローバル市民賞を受賞していた?
この会場を欧州マイソングス ツアーの皮切りに選んだスティングですが、
環境運動にどれくらい熱心なのか?とちょっときになったので、掘り下げてみました。
結構というか、非常に環境に対しては熱心なミュージッシャンだと思います。
1980年代から環境活動家としても知られるようになりました。
これには奥様とのエピソードもあります。
スティングが超忙しいスケジュールの中、実は行きたくなかったアマゾン・・
奥様のトゥルーディ・スタイラーさんが、非常に行きたくつれていったとか・・
一緒に訪れたアマゾン。もう、はまってしまったようです。💛
2019年にアマゾン熱帯雨林を守る活動グローバルシチズン賞(グローバル市民賞)を受賞しています。
そのグローバル市民賞?ですが、
世界規模で、政治、経済、文化などの発展に貢献した人物を表彰するために、
アトランティック・カウンシルが2010年に創設したものです。
過去には、トニー・ブレア元英国首相、指揮者の小澤征爾氏、
元シンガポール首相のリー・クアン・ユー氏、そして、なんと、
故安倍首相もこのグローバル市民賞を受賞しているんです。
ちなみにアトランティック・カウンシル (Atlantic Council) というのは、
アメリカ合衆国のシンクタンク(多岐にわたる領域の専門家を集めた研究機関で、
調査・分析を行い、問題解決や将来予測の提言をしています。)ですが、
もともとは、北大西洋条約加盟国間で、平和・安全保障に関し理解を深めるために
1954年に発足した北大西洋条約の前身にあたります。
また環境運動についても書いていきたいです!
このビルバオを、欧州コンサートの第1会場としたのは、
もしかすると意味があったのかも、と思ってしまいますよね。だってスティングだから‥💙
6月1日のスティングコンサート セトリ(コンサート演目)は? スティング名曲の嵐・・・
セトリを知らなかった私ですので、欧州再開なので、Setlist を 書いておきます。
2019年の10月10日はまだ知らなかった私。まずセトリ?なにそれ?でした。(笑)
ふつう知らないですよね~(と共感を集める私(笑))
これは音楽業界の言葉で、コンサートやライブでの曲をリスト化したもので、
バンドメンバーや、音響、ライト、スクリーン担当の方々と共有するものです。
日本語では、【セトリ』ともいわれますし、演目、曲順になるでしょうか。
私は、これをスティングのコンサートの舞台後方のスクリーンの担当の方
からもらうのが大好きです。私のトロフィーです!
では見ていきましょう!セトリです!
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Message In A Bottle 孤独のメッセージ
Englishman In New York イングリッシュマン・イン・ニューヨーク
Every Little Thing She Does Is Magic
If You Love Somebody Set Them Free
Intros
Loving You ラヴィング・ユー
Edit- Rushing Water ラッシング・ウォーター
If I Ever Lose My Faith In You
Fields Of Gold フィールズ・オブ・ゴールド
Brand New Dayブラン・ニュー・ディ
Why Should I Cry For You
Edit- Shape Of My Heart シェイプ・オブ・マイ・ハート
Heavy Cloud No Rain ヘヴィ・クラウド・ノー・レイン
What Could Have Been ワット・クッド・ハヴ・ビーン
Mad About You マッド・アバウト・ユー
Walking On The Moon in B ウォーキング・オン・ザ・ムーン
So Lonely ソー・ロンリー
Desert Rose デザート・ローズ
King Of Pain キング・オブ・ペイン
Every Breath You Take
BOWS
Roxanne ロクサーヌ
Fragile フラジャイル
そして このフラジャイルは・・・突然亡くなったとても古い旧友に捧げられました。
スティング最新アルバムからは、Loving You ラヴィング・ユー とRashing Waterラッシング・ウォーター
スティングの最新アルバムからは、3曲入るときの2曲の時があり、今回は2曲でした。
Rushing Water ラッシング・ウォーター
For Her Love フォー・ハー・ラヴ がセトリに入っていましたね。
今まで、スティングがマイソングス ツアーで最新アルバムから歌ったことがあるのが、
If It’s Love イフ・イッツ・ラヴ
Rushing Water ラッシング・ウォーター
For Her Love フォー・ハー・ラヴ
Loving You ラヴィング・ユー
the Bridge ザ・ブリッジ
です。
最近はFragile になってしまって、生でThe Bridge!を聞けてないファンが多い中!
!The Bridgeを私、生で聞きましたよ~~!最高でした!
動画で投稿してご紹介しますね!
たのしみにしておいてください。💛
セトリの最後はトニー・カーボへ・・・How fragile we are・・
コンサートでは、スティングは
「今日のこの曲は僕の古い友人が突然、しかも非常に若くして亡くなってしまった。
スペイン人でトニー・カーボっていうんだ。この曲を彼に捧げようと思う。
本当に 僕らが どれだけフラジャイル(壊れやすい・・)なのかって
”How Fragile we are” を感じさせられたよ・・」・・と言って、歌い始めました。
スティングのフラジャイルがコンサートホールを包みます。
・・・心と魂が熱くそして寒く・・愛が会場に響き渡りました。そして
コンサートの幕を閉じられました。
さぞトニーは嬉しかったことでしょう。
スティングのコンサートに体をもっていくことはできない、
これが本当にトニーにとって悲しいことかもしれない。
でも2023年6月1日はトニーは絶対聞いていました。絶対・・・💛
RIP・・トニーさん・・・スティングへの愛をこの世で表現してくださってありがとうございます。
スティングファンの心をトニーさんの言葉が、この世での生を”言葉”という芸術で本当に
豊かにしてくださったことは疑いもない事実。
スティング曲を愛し・・スティングを愛した・・素敵なお方です。
(執筆2023年6月:修正2024年4月6日)