映画も経験し、曲も書き、ベースも弾いて、名曲の嵐。
来日したときは、本当にかっこいい姿を見せてくれた。今日の彼は?
2023年の4月13日のスティングは何してる?
2023年4月13日木曜のスティングはアメリカのカリフォルニア州のサクラメントでコンサート。
会場はハードロックカフェ。
彼の息子、長男のジョーソムナーが彼のお父さんのスティングの前にミニショーを行いました。
そして父のスティングのコンサートが約15分後にスタート。
ハードロックカフェは12日と13日行われます。
4月12日のコンサートは日本時間のお昼の12時にスタートしました。
スティングの息子、ジョー・ソムナーのミニショー
まずは息子のジョーソムナーが約30分くらいショーをして盛り上げました。
彼のヒット曲はHOPE. YOU,YOU,YOUなど。
ギター1本で会場を盛り上げる力強さはお父さん譲りかもしれません。
つい先月3月に彼のお父さん、スティングと来日したときは、
コンサートの中日、3月13日の月曜日にビルボードライブ東京で約1時間にわたり
彼のソロライブを行いました。
その日は結構寒く、風も東京は強い日。
そしてライブ会場は満席。力強く歌い切り、この時もギター1本。
パワフルでかっこよかったです。
彼は日本語も多少できるので、会場も片言の彼の日本語で大盛り上がり。
ビルボードライブでは今回が初登場だったのですが、
「また来るね。」っと言って会場を去りました。彼のソロ公演もなかなか良かったです。
彼の声はというと、お父さんのスティングとは全く異なり、
ハスキーではなく、透き通るようなパワフルな声。
そして彼のセットリストには、必ず彼の子供に捧げる曲、
Jelly Beans が短くではありますが入ります。
彼の子煩悩な家族を大切にする性格が垣間見れます。
幸せいっぱいが体からにじみ出てる?との声もコンサート会場で聴きました。
スーパーメガスターのご子息ですから、そうなのかもしれません。
「それに引き換え、スティングは苦労しているので、
その陰がスティングの楽曲に味を当てえているから好きだ。」
という声もコンサート会場で聞きました。
スティングの名曲の嵐のMY SONGS コンサート
スティングの楽曲は、深くて面白いのもあれば、浅くて味があるのもあり、
そのバラエティーさ、そしてジャンルを超えるスティングの音楽を追求する姿が、
彼の名曲ににじみ出ているように感じます。
そこが好きかなあ。息子のジョー・ソムナーのショーが終わると、
15分ほどで、お父さんのスティングのコンサートが始まりました。
まずはセットリストの最初の曲。Message In A Bottle.
会場が暗くなると、会場から歓声があがります。
一気に会場が暗くなりブルーライトに包まれると、
エレキギターのやさしい流れるよう音が何度か会場に響き渡りました。
とてもやわらかいムードに筒荒れると、
突然パワフルなドラムの音が8回ほどとどろくように響きわたり、
スティングのセクシーでパワフルな ”One, two, three!”という声が聞こえたかと思うと・・
あの、Message In A Bottle のメロデイーが流れます!
会場は一気に120度?!熱い熱気が沸き上がり、なんと全20曲をうたい上げてくれました。
最後はあのFragile。コンサートはスティングの声の伸びといい、
大人のセクシーさが71歳とは思えないパワーが会場を包み込み、
満喫する観衆が満足で満面の笑み。
そして体がひとりでにダンスし始めるこの “MY SONGS” コンサート!
メガヒットの嵐のコンサートです。またさりげなく、彼の最新アルバムから2曲が入っていました。
71歳のスティングの現役性と筋肉隆々の体に日本の観衆は・・・
往年のスターは多いですが、彼のスタイルは古さを感じさせない、
往年どころか全然現役1000%というところがすごいと思います。
3月に来日した時も、彼の筋肉隆々とした体に女性よりも10歳くらい
年齢が下のファンの方の帰り際の会話が私の耳を引きました。
「やあ、いい体してるねえ。彼何歳だっけ」
「71だってよ。すごいねえ。それにしてもあの声の伸び。すごいよ~」。
同様な感想を受けました。また日本人にわかりやすいような易しい英語を話していた
彼の性格を垣間見れたような気がします。
また、”KUCHIBUE” という日本語も披露してくれました。
日本のコンサートでは、彼の最新アルバムから”If It’s Love”のライブを聞くことができた。
その ”If It’s Love”の最初が口笛で始まるので、
彼が 「新しい日本語を覚えました。」と言って、
この”If It’s Love” を披露。椅子に腰かけて、
軽快に素晴らしい歌唱力でうたい上げる新曲、本当に良かったです。
サクラメントではIf It’s Love がセトリから消えた!
しかし SacramentoではIf It’s Loveの代わりに
If You Love Someboby Set Them Free が登場となりました。
4月12日の彼の公式インスタグラムで、
スティングがインタビューを公開していましたが、
その中で「観衆は一般的にヒットを聞きたいものだ。
彼らは知っている曲を聞きたがる。」とコメントしています。
それを受けたような感じになりました。
彼の音楽の歴史にとっては
If You Love Somebody Set Them Freeは大ヒット曲に間違いはないですが、
新曲でIf It’s Love もなかなかいい曲です。
聞いていて気分が明るくなりますし、軽快で、
恋心をくすぐる心地よい曲だと思います。
しかし歌詞が面白い。”もしそれが愛ならば、望みは薄い。”
というメロディーの明るさとは逆説的な言葉も交えた、
ある意味スティングらしい曲なのかもしれません。
これからのスティング情報は?彼の成功を成功で終わらせない2023年のスティング追っかけます!
下にセットリストがのせてありますが、
これからまた彼のコンサート情報、
そしてライブ感をレポートしていきます。
71歳でもこれだけセクシーで大成功のまま突っ走るスティングの強さ。
彼の生活や、人物像、曲、コンサート、音楽、日本とのかかわりなども2023年視線で迫っていきます。
彼のステージトーク情報も載せていきます。
2023年3月22日のシンガポールコンサートでField Of Gold のステージトークでびっくり!
そこで一つ。彼の名曲中の名曲。
Fields Of Goldのステージトークですが、
2023年の3月22日のシンガポールでのコンサート、
Star Theatre で, 私は初めて新しいステージトークを聞きました。
私の耳が間違ってなければ、旧約聖書の物語にでてくる、
“エディスにこの曲をささげる” といってから
Field of Goldを披露しててくれました。旧約聖書のロトの妻の名前です。
スティングはさらっとひとこと いっただけですが、
感慨深いトークだなあと感じました。
エディスは、創世記19章で言及されている女性で、
ソドムから逃げているときに、ヤハウェの天使たちから、
後ろを振り返ってはいけないと警告を受けます。
しかしロトの妻はそのヤハウェの命令に従わず後ろを振り向いてしまいます。
すると神の罰として塩の柱になってしまうという話です。
”後ろを振り返ると塩の柱になる”、考えさせられました。
一説にはロトの妻は家に帰って自分の財産を救いたかったら後ろを振り向いた。
また、好奇心のあまりに振り向いたとも・・・。
スティングの一言であの名曲がまた違って聞こえました。
彼の曲が名曲といわれるのは、メロディーだけでなく、
その”歌詞力”にもあると思います。
その歌詞力とメロデイーそして、スティングのセクシーな独特な声がうたい上げ、
彼の知的センスでステージトークがさらに盛り上げる。
71歳の”人生力”と知的センスが歌に染み渡り、
大人の真の色気を感じさせてくれました。
名曲がさらに名曲となっていく姿。
力強く、そして、まるで音楽のモナ・リザの様に、
聞く時、聞き方でいろいろな響きを魂に与えてくれるスティング音楽。
これからもレポートしていきます。
そしてそこから何か人生をよりよくするヒントが得られれば・・ありすぎかなあ。
そして彼のベースサウンド。魂をゆさぶられました。
(2023年4月12日・13日日本時間)
セットリスト
1.Message In a Bottle
2.Englishman In New York
3.Every Little Thing She does Is Magic
4.If You Love Somebody Set Them Free
5.Loving You (彼の最新アルバム The Bridgeから)
6.Rushing Water (彼の最新アルバム The Bridgeから)
7.If I Ever Lose My Faith In You
8.Brand New Day
9.I Hung My Head
10.Shape Of My Heart
11.Heavy Cloud No Rain
12.What Could Have Been
13.Mad About You
14.Walking On The Moon
15. So Lonely
16.Desert Rose
17.King Of Pain
18.Every Breath You Take
19.Roanne
20.Fragile
2024年のスティングの現在
スティングの現在。スティング3.0を発表し、追加公演も発表。
そして完売のコンサートを次々の出しています。
更にビリー・ジョエルとコラボコンサートでオープンニングを切る音楽への熱い思い!
スティングはロマンチックでもあり、熱いロックもあり、メガヒットで魂が揺さぶられる
コンサート。
72歳めちゃ健在です。そして私はスティングがどうしても72歳に感じられません。
精神的な円熟感はもう30歳のころに到達していたのかもしれません。
でも音楽への熱い思いが、彼を40歳、50歳の熱さのオーラにつつまれて、
まるで20代、30代のオーラを感じさせる。
2024年のスティングは73歳に10月2日なりますが、スティングはスティング。
これまでもそしてこれからも・・・
私がスティングをしったのは、68歳でも・・年齢を考えたのは後です。
だって・・調べると・・早々・・8歳年上の姉がいってたっけ・・・と
ある意味びっくりしました。
最初のコンサートでスティングはまるで米粒サイズでしたが、
声と音楽に魅了されてしまいました・・
これからもずーと感じていきたい、スティング音楽。
(執筆:2023年4月18日)(改訂加筆:2024年4月18日)