【スティング名曲】映画デモリッションマンの秘密(4動画付)ボンドガールが歌った?スティングが奥様元カレん家で書いた曲

音楽情報

1993年のあの迫力ある映画、デモリッションマン。2人の男性の宿命を絵買いたSFアクションでした。

シルベスター・スタローンの映画で第10位の全米興行収入$58,055,768を売り上げたそうです。初登場1位になり、1994年2月11日が日本公開。

ではポリスバージョン、そしてグレースジョーンズバージョン。スティングバージョン。そしてこの記事の最後には、
スタジオライブバージョンもあります。どうぞお楽しみください。“Demolition Man” 破壊者!
私はちなみに、このバージョンも大好きです!!

ウェズリー・スナイプス と サンドラ・ブロックもでてて、わくわくドキドキの映画でしたね。

その映画の主題曲がスティングだったんです!知ってました?知ってましたよーと声が聞こえそうですが・・(笑)

ディスコの女王(動画付) ボンドガールのグレース・ジョーンズにもともと書いた曲?

しかし、実はこの曲「デモリッション・マン」はもともと70年代から80年代に人気を博したジャマイカ生まれの、ニューヨーク出身のスーパーモデル・女優・歌手の グレース・ジョーンズが、スティングに楽曲提供を依頼し、スティングが彼女に提供したのが、この曲が最初にこの世に出ることになったきっかけとなりました。

グレース・ジョーンズといえば、179㎝という長身。そして男性のような髪型。そして輝く美しい肌の色。

セクシーな女性的魅力と独特のパワフルさをもちあわせたミステリアスな迫力を醸し出す女性だと思います。

くしくもポリスが結成された同じ年。1977年から音楽活動に専念した彼女。ニューヨークの「Studio 54」などのクラブで活動し、1981年に「ナイトクラビング」(原題:Nightclubbing)というアルバムが大ヒット。

時に「Studio 54」ではほぼ体に何もまとうことがないような状態で、でパフォーマンスすることもあったとか・・彼女の体だったら芸術レベルですから・・ギリシャの大昔のオリンピックのような迫力と美だったでしょうね。💛

1982年には、A One Man Show というミュージックビデオをリリースし、ベスト・ビデオ・アルバムとして第26回グラミー賞にノミネートされました。

もちろんスティング提供のデモリッションマンは第5曲目の楽曲として、収録されています。

このバージョンは、とってもかっこいいセクシーさがあって私は好きです。彼女が歌うとなんかシャンソンとラップ、そしてロックが一つになったような感じがして、女性の強さを感じさせるところがいいですね。

彼女はこうして歌手としての地位も確立し、ボンド・ガールにもなっています『007 美しき獲物たち」Vol 7に出演していますよ~。

従って、繰り返しになりますが、最初のリリースは、グレース・ジョーンズが最初になります。1981年にリリース!
グレース・ジョーンズのデモリッションマンをお楽しみください!

その後、まだスティングが「ポリス」のバンドメンバーだったころにはなりますが、第4作目のアルバム 「ゴースト・イン・ザ・マシーン」(Ghost In the Macine)にようやく、収録されました。それが1981年、同年ですね。

そして1993年、スティングがソロ活動を行う中でこの映画「デモリッションマン」の主題歌として新たにレコーディングされました。

良い曲って本当に時代を超えていろいろとアレンジしても本当に噛むスルメ?というくらい、噛めば噛むほど・・アレンジされればされるほど、いろいろと味が出てきて💛楽しめますね。

さらにスティング2021年にDemolition Manの公式ビデオをHDとして公式スティングYoutubeアカウントからリリースされました。つい最近!!💛💛

はじめてHD版を見た時は、サウンドもさることながら、迫力とかっこよさを音楽性に追及するすごさを目から魂まで感じました。そしてあのリズムと一緒に画面が変わり、スティングが上半身裸でベースを演奏し・体をゆらして・・もうドキドキでした。

この曲をまだ認知していなかった私は・・・stingdigestで初めてライブバージョンで聞いたわけですが・・・その時ももう興奮。

理由は2つのメロディが同時進行してるすごさ。両方のメロデイが超グッド!そしてロックで
サビがハモってしまう!!さらにバックシンガーのめちゃかっこいい女性の声がながれてて・・
もう最高です!

さらにスティングのベースが魂を打ち続けながら、あのメロディを奏でつづけ、
彼の独特のセクシーな声がもう一つのメロディーを言葉で奏でる。もう‥超インパクトでした。

また歌詞もいい・・そんな曲がかかれたのは・・・背景をみていくと面白いです。実は・・・





1980年の夏、アラビアのローレンス主演の俳優の家で書いた?なぜ?

1980年の夏 アイルランドでスティングが、「アラビアのローレンス」で主演しているピーター・オトゥールの家を訪れていた時に、「ゼニヤッタ・モンダッタ」という「ポリス」のために書いた曲でした。記事でよんだことがあったのですが・・・なぜ???ですよね。

な、な、なぜ・・その俳優の家で・・とか思いませんでしたか・・私も思いました!💛

デモリッションマンはのちにスティングの奥様になる女性が付き合っていた男性の家で書いた!破壊者?💛(動画付)

この時、その俳優のオトゥールさん、なんと!!!スティングの現在の奥様と当時付き合っていた・・そうです。トルーディ・スタイラーさんです。

スティングやりますね・・・目をつけちゃったのでしょうか。
どうしても・・・彼女にしたかったのでしょうか・・💛
オトゥールさんの彼女はめちゃ美しかったのでしょうか?

まあ・・それは永遠のミステリーということで(笑)。

とりあえず、その俳優さんのおうちにいて「破壊者」を書いてしまった・・(笑)

ミステリ~💛破壊者~!!

その奥様の今となっては元カレですが、その俳優のビーター・オトゥールさん。
超有名な俳優さんですが、この曲の歌詞の この部分・・

”I’m a three-line whip
I’m the sort of thing they ban.

が特にお気に召されたようです。
「俺が重要な決断を出す者(A-three-line whipを人に例えてます。)そして皆が禁止するたぐいの存在だ」  それで、超有名な俳優さんが超いいといってくれたので、スティングもよし行ける・・とおもったそうですが・・・しかし・・・・


スティング公式ビデオです! 破壊したくなりますか?うーん・・・スティングになら・・💙破壊されたい?(笑)

ポリスの「ゼニヤッタ・モンダッタ」アルバムでは不採用

しかしです。「ゼニヤッタ・モンダッタ」(原名:Zenyatta Mondatta) では、レコーディングまでに至らなかった・・・アララですね・・残念!

ただ、更にしかしながら・・なのですが、この「デモリッションマン」が収録されなかったアルバム、「ゼニヤッタ・モンダッタ」という面白いタイトルのアルバムなのですが、たったの4週間で、しかも数日4週間というには足りなかったというその短期間で、しかも!!
ポリスの第2弾ツアーの最中に書かれたそうな!

すごすぎです。

そしてレコーディングが、午前4時終了。その終わった日というのもすごい。その同日に、数時間だけ寝て、ベルギーでの最初のショーに向かったそうです。

そのショーは世界ツアーの始まり、ベルギーで始まってオーストラリアで終了予定の世界ツアーの始まりの日でした。まるでおとぎ話のよう!つまり、「ゼニヤッタ・モンダッタ」のアルバム録音完了の日が、バントの世界ツアーの初演の日だったという・・バンドの創立者、ドラム担当のスチュアート・コープランドはのちにコメントしています。

そしてはこの曲について・・まず・・奥様の元カレが気に入ったあのフレーズにあった・・

三本の鞭ですが・・

3本の鞭?ていうのは・・・

さきほど軽く訳をつけておいたのですが・・スティングは後にこう述べています。

A ”three-line whip” is a parliamentary expression indicating matters of the utmost seriousness.  When I wrote this song, I quite fancied myself as a national emergency.  I, too, at times, have occasionally indulged in violent revenge fantasies for unspecified slights to my ego, my masculine pride, my patriotism.(Lyrics by Sting, 2007  p.62)

「A ”three-line whip”‘(3本の鞭)というのあh国会で最重要事項を示す時の表現で、この曲を書いた時は、かなりファンタジーの世界で国家非常事態にひったっていたよ。僕自身も時に、種々雑多なほんのちょっとのエゴ、男性的プライド、愛国心を理由に暴力的復讐という妄想にふけったりするけどね」(ご参考訳)皆さんスティングの英語を味わってくださね。
※”3本の鞭”とは、英国で政党が所属議員に出す党員命令や、政党支持の投票を促す指示、状況を指します。つまり党員への緊急的決定的指示という感じでしょうか。

デモリッションマン自分を制御できない野獣。それは自分の一部・・

ファンタジーの世界で、当時の奥様の彼氏を破壊したかったのでしょうか・・ジョーク、ジョークです!!💛

スティングは1981年の NME という雑誌の中で、こう語っています

Demolition Man’ is the beast – he can’t help himself, he has to destroy. That’s part of me. I’m actually very destructive. I can also be creative, but that is half of me.”

「デモリッションマン(破壊者)は、野獣だー自分をコントロールできない、彼は破壊しなければならないという欲求にとりつかれいる(破壊しなければならない)。それは僕の一部でもある。自分は実はとても破壊的な性格。そして創造的にもなれる、でもそれは僕の半分だね。」と、参考まで・・やはり・・・(笑)

1981年から1982年の当時のポリスコンサート定番にもなりました。

あともう一つこの曲のエピソードとして、The Independent のインタビューでのスティングのコメントを載せておきますね。
スティング曰く・・・

The Police recorded it, Grace Jones recorded it, Manfred Mann’s recorded it. It just seems to be one of those songs that people want to record.

「ポリスが録音した、グレース・ジョーンズが録音した、マンフレッド・マンズが録音した。なんか、みんなが録音したくなる曲の1つみたいだね。」(あくまで参考訳💛)
※マンフレッド・マンズ(原名:Manfred Mann’s Earth Band)マンフレッド・マンズ・アース・バンドのことを短くManfred Mann’sと言及。英国出身のバンドで1982年にリリースしています。

では・・・もったいぶらずここで歌詞をご紹介していきますね。私の一番書きたいところで~す!


デモリッションマン を紐解くひととき・・破壊者 Demolition Man (記事最後にスタジオライブで英語聞き取りもできますよ~)

Oh! Demolition, demolition
Demolition, demolition
Tied to the tracks and the train’s fast coming
Strapped to the wing with the engine running
You say that this wasn’t in your plan
And don’t mess around with the demolition man

おお・・デモリッションマン(破壊者)
線路に縛られ、電車がスピード上げてやってくる
翼に縛られたまま。エンジンが回っている
これは自分の計画じゃなかったってお前は言う
だからデモリッションマンに手を出すな

Tied to a chair, and the bomb is ticking
This situation was not of your picking
You say that this wasn’t in your plan
And don’t mess around with the demolition man

椅子に縛られ、爆弾がチックタックとなっている
こんな状況をお前は意図したわけではなかったって?
これは自分の計画ではないとお前は言う
だからデモリッションマンに手を出すな

I’m a walking nightmare, an arsenal of doom
I kill conversation as I walk into the room
I’m a three line whip, I’m the sort of thing they ban
I’m a walking disaster, I’m a demolition man
Demolition, demolition
Demolition, demolition

俺は歩く悪夢、悲運の運命へと導く凶兵器庫
俺が部屋に入ってくれば会話は終了
俺が重要決断を下す者、皆が禁じるたぐいの存在さ。
俺は歩く大災難、俺は破壊者だ。
デモリッションマン

You come to me like a moth to the flame
It’s love you need but I don’t play that game
‘Cause you could be my greatest fan
But I’m nobody’s friend, I’m a demolition man

君は炎に飛び込む蛾のように俺のとこにやってくる。
それは君が必要な愛、しかし 俺はそんなゲームはしない。
なぜなら君は俺の最大のファンにもなることもあり得るからな
でも俺は誰の友達でもない、おれは破壊者だ。

I’m a walking nightmare, an arsenal of doom
I kill conversation as I walk into the room
I’m a three line whip, I’m the sort of thing they ban
I’m a walking disaster, I’m a demolition man
Demolition, demolition
Demolition, demolition

俺は歩く悪夢、悲運の運命へと導く凶兵器庫
俺が部屋に入ってくれば会話は終了
俺が重要決断を下す者、皆が禁じるたぐいの存在さ。
俺は歩く大災難、俺は破壊者だ。
デモリッションマンだ。

Tied to the tracks and the train’s fast coming
Strapped to the wing with the engine running
You say that this wasn’t in your plan
And don’t mess around with the demolition man

線路に縛られ、電車がスピード上げてやってくる
翼に縛られたまま。エンジンが回っている
これは自分の計画じゃなかったってお前は言う
だからデモリッションマンに手を出すな

Tied to a chair, and the bomb is ticking
This situation was not of your picking
You say that this wasn’t in your plan
And don’t mess around with the demolition man

椅子に縛られ、爆弾がチックタックとなっている
こんな状況をお前は意図したわけではなかったって?
これは自分の計画ではないとお前はいう
だからデモリッションマンに手を出すな

では、スティングのスタジオライブ版!スティングバンド最高!!大好きです!What a great sound!I love it!

★ハイ、出しません!破壊者って怖いですからね!
またドキドキの映画とYoutubeのHDのスティグ見たくなってしまいました。💛やっぱり手をだそうかな(笑)

★2019年5月24日発売の、「マイ・ソングス」というアルバム、スティング自身が、選んで再録音したアルバムですが、つまり、スティングが自身が選んだ20選ですね。 その中にこの曲が入っています。





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