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スティング名曲、カントリーソングというカテゴリーでは、 スティング最大のヒット曲がこれ! ”自分の首を吊る”?
スティングご本人は、自分の音楽をカテゴリーラベルをつけられたり、
時には、音楽自身もカテゴライズするのはあまりお好きではないようです。
スティングのインタビューでよく言われるところですが、音楽は音楽としてジャンルを問わず追及していきたい、というのが彼の基本的姿勢です。
したがって、シンガーソングライターとしては、カントリーの歌も書いちゃえば、ロックも作るし演奏する。ポップスの典型みたいな曲も作って歌っちゃうし、ゴスペルを感じされるような部分を持った曲、ロックポップ調?という曲もあります。
つまり音楽として分類しちゃうと2つの部分を持つ1曲というのもあります。すぐ浮かぶのが、ストーリー調の曲で、「フィル・ハー・アップ」(原題:Fill Her Up)という曲があります。
カントリーぽいロック、ロックぽいカントリーから音楽は始まります。とっても乗りやすい曲です。1999年発表の曲です。
またこの曲についても書いていきますね。この物語が・・私は最初に聞いた時は、「ウルウル」してしまいました。
この曲の主人公の男性の人生に対する野望と、彼が抱く愛する女性への愛・・・
そして、ゴスペル調のスティングの歌の部分が入ります。それが、徐々に曲のクライマックスにむけて・・・本当にいい曲です。この曲についても、めちゃ書きたいです!💛
ということで、話は戻して、この「I Hung My Head」言葉を 1単語ずつ訳すと、
自分で自分の首を吊る、とも読めるこの曲。そこが、ニクイくらいかっこいい。
この曲自体は、融合することなく、ピュアなカントリーソングでしょうか。
しか~し・・・スティングが歌うと、なぜかロックぽく、セクシーに聞こえるのがすごいと思ってしまいます!・・・💛
ばっちり、ラスベガスでの2022のセトリには毎回入っていました。スクリーンにはグランドキャニオンが映し出されて、まあ・・よかったです!💛
そして、この曲の収録アルバムはといえば、1996年の2月26日発売のMercury Fallingです。
種明かしというか、実は英語表現的には、「頭をうなだれる」という意味の熟語なのでですが、絶対私はスティングねらったと思います。
頭をうなだれる・・そして死刑という結末!
この曲の物語の展開!楽しんでくださるとうれしいです。
歌詞を日本語で紐解くひととき・・・味わう時が最高です! I Hung My Head 人生の不条理と不思議
物語曲です。まるで西部劇が言葉で描かれているよう。そしてこの曲は一日の始まりのところから曲のシーンが始まります。。どうして頭をうなだれる(I hung my head) という英語の表現 が 自分の首を吊る・・というダブルの意味を想起させるのかもわかると思います。
Early one morning with time to kill
I borrowed Jeb’s rifle and sat on the hill
I saw a lone rider crossing the plain
I drew a bead on him to practice my aim
My brother’s rifle went off in my hand
A shot rang out across the land
The horse he kept running, the rider was dead
I hung my head, I hung my head
「ある朝、早く何もすることもなかった。
僕はジェブのライフルを借りて、丘の上に座っていた。
草原をある一人のライダーが馬に乗って走っているのが見えた。
狙い定めの練習をしようと、彼に狙いを定めた。
(打つ気はなかった。狙いをさだめただけだった)。
僕の兄弟のライフルが自分の手から発射した。
パーンというライフル順の音がその土地一面に響き渡った。
その馬は走り続け、ライダーが死んでいた。
僕は自分の首をうなだれた。僕は自分の頭をうなだれた。」
(首を吊ったという意味でもとれないことはない表現でうなだれるという表現と状況を掛け合わせているように感じてしまいます。うまいなあと思います。。この掛け合わせの表現が・・日本語では”首を吊る” ですが、英語では hung one’s head 頭になります)
I set off running to wake from the dream
My brother’s rifle went into the stream
I kept on running into the salt lands
And that’s where they found me, my head in my hands
The sheriff he asked me “Why had I run”
Then it came to me just what I had done
And all for no reason, just one piece of lead
I hung my head, I hung my head
「僕は夢から覚めるように懸命に走り出した。」
★頭をうなだれて、どうしようか・・となっていたのだけれど、これは夢なんだ!と走り出す・・情景が見えるようです。これは現実じゃないんだ!と魂が叫ぶように・・・でしょうか。
「僕の兄弟のライフルは小川の中に沈んでいった。(投げ込んだ)
僕は走り続けた。塩がとれる土地へと・・
そこで彼らは僕を見つけた。
僕は両手で頭を抱えてすわっていた。
保安官は僕に聞いたんだ。”なぜ 僕 逃げたんだ?” て。
その瞬間、自分がやってしまったことがはっきり分かったんだ。
全く理由なんてない。たった一つの鉛の塊(弾丸)のかけらだ
・・・僕は頭をうなだれた。僕は頭をうなだれた・・(泣いた)」
Here in the courthouse, the whole town is there
I see the judge high up in his chair
“Explain to the courtroom what went through your mind
And we’ll ask the jury what verdict they find”
I said “I felt the power of death over life
I orphaned his children I widowed his wife
I beg their forgiveness I wish I was dead”
I hung my head, I hung my head
★そしてここから現在形と未来時制が出てきます。
「ここは法廷、町中の人がそこにいる。裁判官が高いところに彼の椅子を構えて座っているのが見える。(そして僕を見下ろして言う)
”君の心で何を思ったのかこの法廷で説明しなさい”
そうすれば、我々は陪審員に判決を出すように依頼しよう。
僕は言った。”僕は生を超える死の力を感じた。
彼の子供を孤児に、彼の妻を未亡人にした。
彼の家族の許しを請う。僕が今死んでいたらいいのに・・・
僕は頭をうなだれた。頭をうなだれた。」
★僕は自分を絞首刑にした・・といわんばかりの表現を使っているところがニクイ!ですね。
Early one morning with time to kill
I see the gallows up on the hill
And out in the distance a trick of the brain
I see a lone rider crossing the plain
He’s come to fetch me to see what they done
We’ll ride together til Kingdom come
I pray for God’s mercy for soon I’ll be dead
I hung my head, I hung my head
★そして・・・情景は最初と重なります。
「早く何もすることもない、ある朝。
丘の上に絞首台が見える。そして遠くに・・
脳のトリック・・草原をある一人のライダーが馬に乗って走っているのが見える。彼らが何をしてしまったかを見るために、
そして僕を迎えるために・・やってきた。
ぼくらは王国にたどり着くまで、一緒に馬にのってすすんでいく・・
僕は神の情けを祈る。
もうすぐ僕は死んだ・・
僕は自分の頭をうなだれる。/僕は自分の首を吊ったんだ。
僕は自分の頭をうなだれる。/僕は自分の首を吊ったんだ。」
★ミステリーですねえ。そこがこの曲のいいところかもしれません。というのは、ある人は、彼が自分で命をたった・・と読む人がいるからです。
私は最初からこの世の理不尽な死刑を、理不尽に起こる出来事を思いました。
精神的にすごいインパクトをうけて、精神的に立ち止まりました。
彼が絞首刑になった・・彼が意図せずしてしまったことが、自分の首を吊ることになった・・この世の不条理。そして不思議・・・
皆さんはどう読みますか? 見る人、聞く人が抱くさまざまな感情模様。
彼らがやったこと、つまり陪審員の判断。それもある意味、理不尽。なぜって主人公の彼自身がやってしまったことが、そもそも、やろうしてした殺人ではなかったから。つまり理不尽。そして、殺された彼と、殺した彼。その二人が最後に王国へ” 一緒に”馬に乗って走っていく。殺された人が迎えにくる・・人間の世界の上の世界へ、”王国”と表現されているところへ・・・向かっていく。
二人で一緒に・・・・・なんとも言えません。
そしてスティング主演で、女優のスティング奥様出演している映画Grotesque の最後のシーンを思い出してしまいました。この映画についても書きたいです。すごいシーンがありますよ!顔が真っ赤になってしまいます。
名曲です。大好きです。そして映画も好きです!💛
スティングの I Hung My Head (アイ・ハング・マイ・ヘッド) 強烈な曲だとおもいませんか。
私は初めて聞いたときは、強烈すぎで、考え込んでしまいました。
こんなことって理不尽すぎる。でも・・世の中には多く理不尽なことが起きている。
なぜ・・・そして、この曲でもその理不尽の究極。
なのに、とても美しいメロディーのカントリー調。
物語と曲との超インパクト。
やはりスティング名曲です。
ではオーケストラバージョンをどうぞ・・これもなかなかいいです。
またこの曲については、コチラにも記事があります。👉
【スティング名曲】理不尽な運命に翻弄される死刑の物語、私1日眠れませんでした‥『アイ・ハング・マイ・ヘッド』スティングご自慢?なぜ歌詞・和訳・背景
スティング名曲が 業(ごう)を燃やし 悪 ”業=カルマ” 上塗り一切しない!方法が、自分の首を吊る?
スティングのこの曲を聴いて、ずーと頭をもたげていたこと。
世の中の理不尽。
これは業(ごう)なのか、Karmaなのか・・・
ところで皆さん、カルマってきいたことございますか。
私調べました。簡単にいうと過去や、過去生において悪いことをしたツケを払わされるってことでしょうか。
しかし悪いことが起こった時、どうして?なぜ?私なにも悪いことしてないのに?とか思いませんか?でも、その悪行が過去生だったら・・・!!これを日本では”業”(ごう)ともいうらしい・・・?
だったら・・こんな業(ごう)なんて、燃えっちまえ~~~と叫びたくなる?のは、本当に人生に疲れてもうどうしようもなくなった時・・かなああ・・(自己反省)(笑)
懸命に、懸命に頑張れど、頑張れと結果が出ず。。自分のキャパ(器=能力)を超える時・・・
だれかのお叱りや、叱咤激励は、もうだめだ・・という自分の限界をおもいしらされて・・
逆にへこんでどうしようもなくなり・・なぜ・・あああ・・
自分の責務と心の中で葛藤が起きる。
この曲の主人公は自分の首を吊っちゃうことをするという・・
XXが悪い! とは言っても言い切れない理不尽さがテーマ。・・・すごい曲です。
もし誰かが自分に対して、悪いことをすれば、
その次にくるのが、当然 ”XXが悪い”! ですよね。当然!!当然!!!!
だって、自分が何も悪いことしていないのに、悪いことが起こる!こんなのあってはいけない!!とおもいませんか?
私はわかかりしころから・・思い返せば幼稚園のころからそう思っていました。
あの先生!!(笑)・・
何か自分がしてないことで悪いことが起これば、もちろん!誰かのせいで・・・ですよね。
それが、はっきりわかっていなくても。・・時に人の責にしたくなる。
今は違いますよ~。成長しました。💛
話は戻して、この曲の主人公・・・ただ野原に座って、暇つぶししてただけなんです。
そして兄弟から借りたライフルをはじめてつかってみました・・・そして・・パーンと響く音。
彼は生きていました。でも・・・ちょっと試しに、狙いを定めた・・・遠くの馬のライダーに、
当たってしまう。
心理の不思議で・・どうして??・・どうして?どうして? と悲しくなっても、あとの始末。
現代の日本に時間を進めて・・・引き寄せの法則?、本屋さんでは ”100%自分の責任?”
は? とかってなりません??
なにか、しっくりこないどころの話ではありませんよね。最初この曲を聞いた時の衝撃は今でも忘れません。
心に ”どうしても引っかかってしまう「なぜ」”
なんとそれが 悪いKARMA (業=カルマ)の上塗りだった・・という説もありました。
皆さん、どうお思いになりますか。
主人公の彼にどうして悪いKARMAの上塗りをしているとい知る余地があったでしょうか。
イギリスの超レア・・ライブ画像をお楽しみください・・💙私大好きな動画です。
業(ごう=KARMA;カルマ)の上塗り=あの ”悪いヤツ!” 私の世代で強制終了する!方法?・・・あるの?
悪いことが起きますよね。そうすると、誰かの行為であったり、出来事として起きる。
しかし、これは業(ごう)が消えているとき。消された時。ときかれて、どうお考えになりますか。
この主人公もそうだったのでしょうか・・・悲しすぎる。。。
と、突然 私は、斎藤一人さんの本や、Youtubeや、かつての ”おついたち会”=毎月1日におこなわれていた会で、斎藤一人さんにお会いして、いろんなお話きかせていただいておりました。
いまでも斎藤一人さんは大大大好きです。
そして、この曲をきいて1年ほどたってからですが、あれ・・これって・・・
実は、この”カルマ”=業、悪事が起こってくる仕組み?と、
斎藤一人さんYoutubeお話を思い出しました。
それでもしっくり100%腹落ちできていなく、もちろんこの曲もしっかり自分なりの解決ができてんく、自分としては、長い間カルマの上塗りをやっていたんだなああ・・・(自己反省)(笑)
スティングの書いたこの曲のようなことがあると・・今は心が痛すぎるけど、ごもっとも。もしそれが主人公のカルマであれば・・・
もちろん斎藤一人さんの教えはいまでも私の魂を救ってくれています。
”I Hung My Head” ”自分の首を吊る?” スティング名曲!本場米国カントリーシンガーにもカバーされ 北欧北米大ヒット曲がカルマの話だった・・
話はスティングに戻り、、精神的な学びではこのスティングの ”I Hung My Head” には、おせわになりました・・・という事です。
音楽的には、スティングのいかようにも読める、彼独特の歌詞が私を魅了します。
時にストレート、時に謎めいた、
でもストレートであっても、それが直喩だったり
時にはある一つの物語!。この曲のように・・・それが切ない。
そこに人生や理由もなく起こる悪、そこに翻弄する人がかかれた曲。
これがこの“I Hung My Head” だし、あと、ポリス時代の曲で、
”Once Upon A Daydream” ”昔々”という英語の “Once upon a time”
を a time の A Daydream にしたというタイトルの曲ですが、
これも、インパクト強! の曲です。 この曲もまたかきます!
そして、このスティングの名曲の中のカントリーソングとしては、
代表作になりますが、なぜ代表作か、ということもここで書いておきますね。
まずスティングが代表作として挙げるには一つ理由があって、まず ジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)というアメリカのカントリーシンガーを知っている必要があります。
ジョニー・キャッシュは、1932年2月26日-2003年9月12日 のもうお亡くなりになった
カントリーシンガーソングライターの大御所ですね・・。日本でいうと・・演歌の北島三郎さんクラスでしょうか。また 俳優、作家でもあり、ゴスペル・ミュージックの殿堂と複数の殿堂入りを果たしているすごいお方なんです。
その方がいい曲だ!ということで、このスティングの曲をカバーしちゃったというわけなんです。
その方に比べれば約20歳若いスティングですから、先輩の先輩!すごいカントリーシンガーの大御所に自分の作ったカントリーソングをカバーしてもらって・・レコードも発売となれば、これはご自慢ですよね。
そのジョニー・キャッシュさんは、エルヴィス・プレスリーとはレーベルメイト(同じCD(レコード)制作会社所属している)だったという。。。。時代背景と彼の音楽業界での大きさがうかがえます。
話は戻して、その”I Hung My Head” ですが、簡単にいうと、先ほども少し触れたのですが、
「ある一人の男性。暇だった・・・(笑)そこで、兄弟から借りたライフルをもって野原へ・・
練習にというかちょっとやってみようかという感じで、その暇つぶしをしていた、広い野原で
打ってみちゃいます。あたるはずもない・・あたるはずがない!
何にあたるんだってはなしですが・・実は彼。絶対当たらないと確信をもっていたので、
ちょうど丘の上にたまたま馬に乗っていたライダーに狙いを定め、引きがねを引いてみたんです。
もうお分かりですよね・・I Hung My Headですよ。自分で自分の首を吊る・・という結末を呼ぶことをしてしまったんです。
そのライダーは倒れ、そのライダーののっていた馬だけが、そこから立ち去るところを目撃します。
全くそのつもりはなかったのに・・
自分は殺人犯になってしまいます。
事実を受け入れらない彼をスティングは非常にうまく描写しています。
彼は逃げます。というより、気が付いていると錯乱して逃げていたという感じでしょうか。
・・・彼はつかまります。裁判に直面します。そして・・有罪。
天国に旅立つ・・死刑・・I hung my headというわけです。
英語にはこの I hung my head というのは普通は、「首をうなだれる」という意味で使う表現ですが、この曲ではかなりダブって聞こえませんか?
すごい描写とすごいストーリー。
私も初めて聞いたときは、繰り返しになりますが、本当にすごい衝撃で。。数日考えていました。
この曲だけではありませんが、スティングの曲から、今でも多くを学んでいます。
本当にスティングの物語の曲には非常に面白いものが多くあるので、また書きたーい!
水星が落ちる?水銀が落ちる。体温計? スタジオ録音4分40行のスティングの書いたカントリーソングの奇跡
スタジオ録音での曲の長さが4分40秒。この秒数が素敵と思うのはわたしだけでしょうか。スティングの「マーキュリー・フォーリング」(原題:Mercury Falling)というアルバムに収録されています。マーキュリー フォーリング? 英語のわからな私!水星が落ちる?と驚き!
そして、アルバムを鑑賞したあとの私は、体温計の水銀!が落ちていく・・つまり体温が下がる・・と想起する意味で使用されていた言葉だと納得。(笑)
でもいろいろな解釈ができますし、いろいろな意味を掛けてあるとも思っています。言葉の芸術。私にとってはそこに音楽が付いてくるとまさしく音楽のモナリザ。大好きな曲がこのアルバムにはたくさんあります。
またこのアルバムについても書いていきたいですね。そして、なんとこのアルバムですが、おもしろいことがあります。一番最初の曲の始まりが、”Mercury falling” という歌詞ではじまり、一番最後の曲の最後の歌詞が ”see Mercury falling”で締めくくられているというところ。スティング!と叫んでしまいたくなります。
ますますこのアルバム聞きたくなりますよね。その中の展開をしりたくって。すばらしい人生の時間を過ごせそうです・・スティングって Super singer songwriter ですね!💛
スティングが若い頃(子供のころ)テレビ番組で西部劇が大大大好き!カントリーソングを書いてしまった?
スティングはこの名曲を演奏する前に、子供のころのテレビ番組の西部劇の話をすることがよくあります。そこで事前知識として、西部劇の50年代から70代初期の有名どころを名前だけご紹介。シャイアン(1955年から1962年)、マーベリック(1957年から19662年)、ワゴン・トレイン(1957年1965年)、ローハイド(1959年から1965年)、ボナンザ(1959年から1973年)。この知識がスティングのステージトークを理解するには必要かもしれません。ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが・・・
では・・この曲をスティングが紹介するステージトークの一部をご紹介。まずは私のお気に入りのトークから。
「僕が子供のころ、人生において2つの野心があったんだ。2つともあり得ないって感じのものだよ。一つはミュージッシャンになりたかった。音楽をして食べていきたいって思っていたんだ。これは夢をしっかり見すぎたんだろうねえ・・いまここにたっている。まあこれは良しとしましょう。
そしてもう一つはというと、もっとかあり得ないようなもの。実は・・カウボーイになりたかったんだ。(笑)テレビの西部劇にはまっていたからねえ。じゃー ちょっとここでこのコンサート会場にいる人の平均年齢を見るために、テストしてみようかなあ・・「ワゴントレイン」?(歓声)かなりかなり年齢が高いなああ・・僕が「ローハイド」といったら・・(歓声)少し若いなあ・そして僕のお気に入りの「ボナンザ」はどう?(歓声)・・・」
面白いトークですよね・・私は大好きです。
西部劇はアメリカ西部が本場。スティング:イギリス北部出身が書くカントリーソング?はたして・・・
スティングはその後に、カントリーソングに対して、自分が書くということについての真正性についてよく触れます。
自分がタインサイドを故郷としている、つまりイギリス北部・・南部でもない。(ステージトークで、ここで笑いが取れます😊。西部劇ですから、本場はイギリスでなくアメリカ西部ですよね。地理的にいっても、ほど遠い。
ただし・・スティングが書いた代表作、1曲は「I’m so happy I can’t stop crying」、なんと。。トビー・キースがカバーしてカントリーソングのチャート1位を獲得ししてしまいました。
もう1曲がこの曲。
ここでもう1つのステージトークの1部をご紹介。少し内容がかぶりますが、楽しんでくださればと思います。
「僕のソングライターとしての欲望として・・きちんとしたカントリーソングを書きたいという欲望を考えたときに・・問題はできた曲の真正性だ。僕はイギリスのしかも南部でなく、北部出身。(笑)しかし・・・僕が曲を書いて・・ジョニー・キャッシュが録音してくれたんだ。それが僕が決して持ち得ることのない正しさの証明になると思う。」 全くその通りだと思います。カントリーソングの大御所ジョニーキャッシュがカバーしたのですから、この曲はスティングご自慢の1曲ですね。
ブルース・スプリングスティーン このスティングのカントリーソングをカバー?
そしてブルース・スプリングスティーンが、2014年にスティングがケネディー・センター名誉賞(栄誉賞)を受賞した際に、歌ったのがこの曲です。ケネディー・センター名誉賞というのは、舞台芸術を通して、アメリカ文化に貢献した人の贈られる賞で、1978年から毎年12月にワシントンD.C.で開催されています。2014年スティングが受賞した年には、俳優のトム・ハンクス、コメディアンで女優のリリー・トムリン、バレリーナーのパトリシア・マクブライドと共に5人が9月4日に発表され、12月7日にホワイトハウスでのレセプションとパフォーマンスでセレモニーが執り行われました。そしてブルース・スプリングスティーンがこの時にうたったのが、この曲でした。
I Hung My Head・・この題名をきくだけで曲が頭に流れてきそうになりますよ。