レディー・ガガ、トニー・ベネットへの感謝のメッセージを全公開
レディー・ガガ現在!といえば、誕生日ですよね。
レデイーガガの誕生日は3月28日。1986年生まれです。
2024年の誕生日で38歳になったことになります。
彼女の美しさと、奇抜なファッション。そしてすごい歌唱力はすごいものがありますよね。
スティングとも何度もステージを一緒にしてきました。コチラ👉にスティングがレディガガのステージでブーイングをうけてしまった!スティングに一瞬ブーイング、レディー・ガガのコンサートでなぜ?
そして、トニーベネットとはデュエットを2021年10月1日にリリースしたばかり。
とっても約3年前にもうなりますね。そして・・
レディガガとトニーベネットコラボアルバムからたったの約1年と10か月前・・
「ラブ・フォー・セール」というジャズのアルバム・・そして・・トニー・ベネットさん
旅立ってしまいました。
驚きなのがそのコラボアルバムですが、
約10年間をかけて完成させたんだそうです。この時間と力の入れよう半端じゃないですよね・・
と私は思ってしまいました。
レディー・ガガ現在の歌唱力と、
トニー・ベネットの長年培った円熟味のある生まれ持った歌唱力が重なりあって、
非常に聞きごたえのあるアルバムにしあがっています。
そしてトニーベネットから、実はレディー・ガガにまたアルバムを一緒に
作ろうとお声がかかっていたところでした。
しかし、トニーベネットさんはアルツハイマー病と診断されたおり、闘病中でもあった彼。
そして2023年7月21日に訃報が報じられ、
レディーガガさんは彼女のinstagram で画面がいっぱいになるくらいの
長文のメッセージを7月31日付で公開しました。
1スクロール、2スクロールぐらいありました。本当に長い長文・・
その言葉には、本当にレデイガガのトニーに対する尊敬と愛があふれ出ていました。
私が読んで頭の中にながれた日本語を参考として
載せておきます。もちろんレディガガの英語を味わってください。
(以下 instagram ladygaga July 31st, 2023)
I will miss my friend forever. I will miss singing with him, recording with him, talking with him, being on stage together.
私の友達だった・・私の友達、永遠の友達を今、こうしていないことが本当に寂しい・・恋しい。
彼と歌った日々、レコーディング、そして会話を楽しい、ステージも共にした。
With Tony, I got to live my life in a time warp. Tony & I had this magical power. We transported ourselves to another era, modernized the music together, & gave it all new life as a singing duo. But it wasnt an act. Our relationship was very real.
トニーと一緒に、タイムスリップをして生きた。そしてトニーと私は魔法の力をもっていたの。
私たちは一緒に別の時代へタイムスリップして当時の音楽の現代版を作ったの。
デュエットしてすべての曲に新しい生命を吹き込んだわ
それって演技じゃなかったのよ。本物のリアルな関係だったわ。
Sure he taught me about music, about showbiz life, but he also showed me how to keep my spirits high and my head screwed on straight.
もちろん彼は音楽について私に教えてくれたし、
ショービジネスの人生っていうものも教えてくれたし
私の魂、精神を常に高く保つ方法も押しててくれた。
私の頭をまっすぐにネジで固定して置くようにってことも教えてくれた。
“Straight ahead,” he’d say. He was an optimist, he believed in quality work AND quality life. Plus, there was the gratitude…Tony was always grateful. He served in WWII, marched with Martin Luther King Jr., and sang jazz with the greatest singers and players in the world.
つまり”まっすぐ前向きに”ってね。そして彼は、自分のことを楽観主義者で
仕事のクオリティと人生のクオリティも信じているんだって言ってたわ。
プラス そこには感謝が在るって。そう トニーはいつも感謝をする人だった。
そして、第二次世界大戦で兵役についていたこともあったし、
マーチン・ルーサー・キング・ジュニアと一緒に行進したりもした人。
世界的なシンガーやジャズプレーヤと、世界を舞台として歌った。
I’ve been grieving the loss of Tony for a long time. We had a very long and powerful goodbye.
Though there were 5 decades between us, he was my friend. My real true friend. Our age difference didn’t matter– in fact, it gave us each something neither of us had with most people.
私は、トニーをこの世で失ったことを、長い時間ずーと悲しんでいたわ。
私たちは 本当に長くってパワフルをお別れをしたの。
50年というへだたりは私たちの間にはあったけど、彼は私の友達。私の本物の友人よ。
年の差なんて全く関係なかった。それが実際 お互い知っているほとんどの人が与えてくれないものを、
お互いに与え合うっていう関係を気づいてくれた。
We were from two different stages in life entirely–inspired. Losing Tony to Alzheimer’s has been painful but it was also really beautiful.
私たちってまったくお互いに異なるステージ人生の出身だったからこそ、
それが本当にインスピレーションをあたえてくれたわ。
トニーをアルツハイマーで失っったというのは、本当に心痛だったけれど
同時にとっても美しいことだったと思うの。
An era of memory loss is such a sacred time in a persons life. There’s such a feeling of vulnerability and a desire to preserve dignity. All I wanted was for Tony to remember how much I loved him and how grateful I was to have him in my life.
人生において、記憶を失う期間っていうのはある意味、神聖な期間だと思う。
ある種の脆弱性と威厳を保つ欲求がそこには存在している。
私がトニーに望んだのは、どれだけ私が彼を愛していたかってことと、
私の人生において彼を知ることができてどれだ私が感謝していたかってことだけ覚えていてほしかった。
But, as that faded slowly I knew deep down he was sharing with me the most vulnerable moment in his life that he could–being willing to sing with me when his nature was changing so deeply. I’ll never forget this experience. I’ll never forget Tony Bennett.
でも、それがゆっくりとフェードアウトしていく過程のなかで、
私は、心の奥底でわかっていたの。
彼がもっとも傷つきやすい彼の人生での一瞬一瞬の時を、彼が分かち合うことができた瞬間を、
私と分かち合っていたんだって。そして私と一緒に歌うことにとても意欲的で、
彼のあるべき資質が少しずつ変わっていった。
決してこの経験を忘れないし、決してトニーも忘れることはないわ。
If I could say anything to the world about this I would say don’t discount your elders, don’t leave them behind when things change. Don’t flinch when you feel sad, just keep going straight ahead, sadness is part of it.
もし、このことについて私が何か世界にたいしていうことができるなら、
私の言いたいのはね・・”決して年配の方の能力が少ないように見つもるような見方はしないでほしいってこと。そして物事が変化したからって、そういう人たちを置いていくようなことはしないで。
そして悲しい時にたじろがないで、まっすく前方に進み続けること、
そして、悲しみも その一部よ。
Take care of your elders and I promise you will learn something special. Maybe even magical.
そして家族の年長者のお世話をしてみて・・。
必ず何か特別なことを学ぶことができるって、約束するわ。
というよりもっと何か魔法なようなことを学べると思う。
And pay attention to silence—some of my musical partner and I’s most meaningful exchanges were with no melody at all.
そして、沈黙を大切に、注意を払ってみて。・・
私の音楽パートナーたちと私とのやりとりでもっとも意味のあるものって、
メロディーがまったくない時だから・・
Cheeck To Cheek”「チーク・トゥ・チーク」頬と頬を寄せ合って💛 を、レデイガガ&トニー・ベネット 2015年発表
2015年には、レディー・ガガさんと「チーク・トゥ・チーク」(頬と頬を合わせて、頬寄せ合って)
という曲を出しています。
トニー・ベネットさんは80歳を過ぎてましたが、
スティングが大好きなレディー・ガガさんは、そして、
レディガガ現在もスティングが大好きでトニー・ベネットさんと作品発表していました。
「チーク・トゥ・チーク」この曲はもともとフランク・シナトラさんの曲で
ご存知のかたもいらっしゃると思います。
アルバムの2曲目に入っています。楽曲は1930年代のジャズを中心に製作されていて、
とってもいい味出しています。
SHM-CDでは、アルバム自体は15曲と4曲のボーナストラックをで、全19曲のアルバムになっています。楽曲は・・CD
1. エニシング・ゴーズ / Anything Goes
2. チーク・トゥ・チーク / Cheek To Cheek
3. ドント・ウェイト・トゥー・ロング / Don’t Wait Too Long
4. 捧ぐるは愛のみ / I Can’t Give You Anything But Love
5. ネイチャー・ボーイ / Nature Boy
6. グッディ・グッディ / Goody Goody
7. エヴリタイム・ウィ・セイ・グッドバイ / Ev’ry Time We Say Goodbye
8. ファイアーフライ / Firefly
9. アイ・ウォント・ダンス / I Won’t Dance
10. ゼイ・オール・ラーフド / They All Laughed
11. ラッシュ・ライフ / Lush Life
12. ソフィスティケイテッド・レディ / Sophisticated Lady
13. レッツ・フェイス・ザ・ミュージック・アンド・ダンス / Let’s Face The Music & Dance
14. バット・ビューティフル / But Beautiful
15. スウィングしなけりゃ意味がない / It Don’t Mean A Thing (If It Ain’t Got That Swing)
16. オン・ア・クリア・デイ / On A Clear Day (You Can See Forever) ボーナストラック
17 .ビウィッチド / Bewitched ボーナストラック
18. ザ・レディーズ・イン・ラヴ・ウィズ・ユー / The Lady’s In Love With You ボーナストラック
19. ザ・レディ・イズ・ア・トランプ / The Lady Is A Tramp ボーナストラック
10年か方だけある、本当に素晴らしいアルバムだと思います。
時代を超える曲って魂に響きますね。
(執筆:2023年8月19日)(加筆修正:2024年4月15日)