伝説の歌手1000万枚売り上げたトニー・ベネット 死の2日前に歌ったの人生最後の曲は?

音楽情報

フランク・シナトラと並ぶ 大御所の伝説の歌手トニー・ベネットさん。最大のヒット曲はといえば霧のサンフランシスコ(原題:I Left My Heart In San Francisco)

1969年にはサンフランシスコの市歌にもなっており、もちろんグラミー賞もとっているというすごい曲です。

トニー・ベネット 霧のサンフランシスコ、この曲をもってトニー・ベネットは世界に名を馳せたといっても過言ではないと思います。

実はこの曲自体は1954年に制作された曲ですが、
トニー・ベネットがサンフランシスコのフェアモント・ホテルで
歌ったのをきっかけに有名になり、大ヒットとなりました。

しかし彼が最後にうたったのはこの曲ではなかったそうです。


スティングがトニー・ベネット(Tony Bennett) 94歳の誕生日に 歌のプレゼント!

スティングさんは1951年10月2日生まれ。トニーベネットさんは1926年8月3日生まれ。
つまり・・スティングさんよりも25歳年上のトニーベネットさん。

親子のような年齢差ですが、今では二人ともレジェンドと呼ばれる歌手。
そんな二人には素晴らしい友情と尊敬があったに違いない・・・と想像に難くないですね。

そして2020年の8月3日・・死去の2年前、スティングが、
彼の公式インスタグラムで、ギターをかかえて
イタリアの彼の大邸宅のご自宅から、歌のプレゼント。

トニー・ベネットさんのお誕生日である8月3日の投稿でした。

そのころは、まだコロナ渦の終息前。スティングさんはイタリア豪邸の外の長いすに座って、
新鮮なそよ風を感じながら、ギターでの弾き語りとメッセージを送りました。

まだ、記憶に新しいところです。

伝説的なシンガーソングライターのスティングさんから、
大御所の伝説的ポップ歌手でもありジャズ歌手でもある
トニー・ベネットさんへの誕生日プレゼントは、”歌”!

伝説の歌手どうしの間でのプレゼントとしては、
最高かもしれませんね。
微笑ましいなあと思いました。

アコースティックギターを抱えたスティング。
短い弾き語りをしました。
トニーさんの楽曲の「The Way You Look Tonight」のカバーを少し。
個人的にはこの曲が, 霧のサンフランシスコとよりも好きです。💛・・そしてメッセージ。

『お誕生日おめでとうございます、トニーベネットさん。あなたは本当にインスピレーショナルで、私たちに自信を与えてくれました。

世界をもっと良くすることができるという自信、直していけるという(自信)、(だから)最高の世界は、これからですよね。
(まだやってきてません、と直訳ではなるのですが:The best is yet to come. と この表現で使うとき、もっとこれから良くなる、まだまだこれから最高の時が来るんだという希望のメッセージのように使います。)素晴らしい誕生日をお過ごしください。大好きなトニーさんへ、』
というようなメッセージを添えて。

その2年後 伝説の歌手トニー・ベネット死去 2023年7月21日96歳

トニー・ベネットさんの現在。
とても悲しいですが、今年の2023年7月21日。
お亡くなりになりました。

7月21日の訃報でしたので、彼の誕生日の8月3日。
あと、12日、13日目には彼の97歳の誕生日を迎えるところでした。

トニーべネットさんは、世界の伝説の歌手と言われる大御所。
「霧のサンフランシスコ」が1962年に大ヒット。

この曲は”思い出のサンフランシスコ”ともう一つ邦題を持つすごい曲です。「原題:I Left My Heart In Sanfrancisco」

イタリア系アメリカ人のお方。
97歳の誕生日、8月3日の直前でお亡くなりになりました。


死因は? そしてトニーベネットが最後にうたったのは、霧のサンフランシスコじゃなかった。なんの曲?

アルツハイマー病を患っていましたが・・・直接の死因は不明。

お亡くなりになる直前、2日前までピアノの前で歌っていたといいます。伝説の歌手・・すごいです。グラミー賞は19回受賞して言います。

そして、彼が歌っていたのは、霧のサンフランシスコではなく・・・

トニー・ベネットが初めて全米第1位を獲得した「ビコーズ・オブ・ユー」(Because Of You) だったそうです。

彼の生い立ちも関係あるのかもしれませんね。
※ヒット曲が出るまでのトニーベネットさんの生い立ちはこちら👉

トニー・ベネットさんの人生最後曲・・それが彼の初めての大ヒット曲。灌漑深いものがありますね。

BECAUSE OF YOU(邦題:君ゆえに)
私の耳には・・”君がいるから・・” に聞こえますが・・♡

では歌詞をご紹介。日本語訳はあくまでご参考😉
訳というより、私の頭のなかでこの英語をきいたら、
この日本語が聞こえているって感じなので・・あしからずです。

Because of you, there’s a song in my heart
Because of you, my romance had its start

君がいるから、僕の凍ろに歌があるんだ。
君がいるから、僕のロマンスが始まった。

Because of you, the sun will shine
The moon and stars will say you’re mine
Forever, and never to part

君がいるから、太陽が輝くんだ。
月と星々が君は僕のものだった言うんだ。
永遠に、そして離れることはないって。

I only live for your love and your kiss
It’s paradise to be near you like this

君への愛と君へのキスだけのために僕は生きているんだ。
高野って君の隣にいるのは、パラダイスなんだ。

Because of you, my life is now worthwhile
And I can smile because of you

きみがいるから、僕の人生が今こうして意味のあるものになっている。
そして・・微笑むんだ・・きみがいるから・・

★すてきな曲ですね。全米1位になったというのもうなづけます。
Tony Bennett ”Because Of You” on The Ed Sullivan Show でトニーベネットさんの若いことの、歌声のライブが聞けますよ~。すっごく素敵です。

★また、この曲は、1951年の「I Was An American Spy」という映画にも使用されました。
作られたのはなんと、1940年。

つまりオリジナルは Larry Clinton’s Bluebird Orchestra伴奏の ”ペギー・マン”(原名:Peggy Mann)という若い女性歌手によって歌われたレコードなんです!

ちょっとびっくり。まあまあヒットでした。
ペギーマンの声がなかなかいいですよ~。私としては、好きですねえ。

2分50秒の曲ですが、最初にオーケストラがこの曲を演奏してから、
ボーカルがはいという、現代としてはちょっと変わった感じです。

1分12秒当たりで初めてペギーマンのボーカルが入ります。
また1951年のコメディ映画の「Let’s Make It Legal」のバックグランド曲としても使われています。

そして、トニーベネットがアレンジしてうたって大ヒットとなったというわけでした!💛
彼の人生を変えた1曲になったというわけです。

同じ曲でも、歌う人によりヒットの度合いが変わってしまう・・音楽ってふしぎ!💛

 


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