俺の道に地獄の猟犬がいる。という歌詞から始まる曲、”Hellhound On My Trail”
「地獄の猟犬が付きまとう」と訳されたり、
「地獄の猟犬」とも訳される曲ですが、
スティングの公式Youtubeで2023年の4月14日の日本時間、午前7時頃投稿されました。
このロバートジョンソン・・実は悪魔の契約説、クロスロードの発端となった歌手なんです。
それをスティングが・・
スティングセクシーすぎるカバー クロスロードのロバートジョンソン 名曲「地獄猟犬付きまとう」
よくミュージッシャンが新曲を販売される金曜日に合わせたと思われます。
スティングがロバーとジョンソンをカバーしたんです。
かれはは3月12日と13日にカリフォルニア州のサクラメントでの
MY SONGS” と銘打った彼の数々の名曲オンパレードのようなコンサートを終えたばかりでした。
そして6月1日まではコンサートがない状態に入りました。
その第1日目に投稿されたロバート・ジョンソンのこの名曲。
スティングの熟練した歌唱力とギターの絶妙なコンビネーションが
この名曲を魂を響かせる録音になっています
。
クロスロード伝説と悪魔との契約 有名なロバートジョンソンは11番目の子供で私生児だった・・・
ロバート・ジョンはクロスロード伝説でも有名なブルースシンガーでもあり
ギターリストでもあります。
1911年5月8日にアメリカのミシシッピー州の
ハゼルハースト(”ヘイズルハースト” とも訳される。)に生まれました。
コピア群というミシシッピー州の南西部に位置する人口4000程度の市です。
ここに生まれたロバート・ジョンソンは27歳で同州のグリーンウッドから近い
スリー・フォークスで亡くなっています。
彼はジュリアという女性を母親に、
ジュリアの最後の子供11番目として生まれました。
父は小作農の チャールズ・ドッズですが、
実はチャールズが不在の時に、母親がノア・ジョンソンと関係を持ち、
その間にできた子供だったのです。
1929年の2月17日に18歳でヴアージニア・トライヴィスという4歳年下の女性と結婚します。
しかし不運にも翌年の1930年、
彼の妻であるヴィアージニアは16歳で亡くなってしまいます。
出産の際の事故でした。母であった彼女だけでなく、
赤子も命を得ることができませんでした。
それをきっかけにロバートジョンソンは定職に就くことなく、
ブルースミュージッシャンンとしての人生を生きることになります。
ロバートジョンソン、幻のブルースマンと呼ばれている・・・ さらにその師匠がいた・・
妻を失ったロバートジョンソンは、
家を出ると生まれ故郷のハゼルハースト(ヘイズルハースト)へ、
実の父親のノア・ジョンソンを探しに出かけたといわれています。
しかし実際には見つけられなかったようです。
しかし父親を捜しにでたその土地の周辺で、
アイク・ジマーマンという年長のギターリストに知り合うことになります。
アイク・ジマーマンの録音は一切残っていないとされていますが、
かなりのギターの腕前であったということは事実として伝えられているところです。
ロバートは彼を師匠とし、約半年にわたってブルースをロバートに教えたといわれています。
その際、アイク・ジマーマンとロバート・ジョンソンは夜中に墓場に行き、
そこを練習の場としたといわれています。
スティングが惹かれた?クロスロード伝説は本当だったのか?
サンハウスというミュージッシャンンがロバート・ジョンソンを初めて見たときには、
ギターを弾かせてくれとせがむが誰も相手にしないというレベルの青年だったといわれています。
そして、ふと彼は姿を消したといいます。
数か月を経て、ある土曜にひょっこりサンハウスのもとに現れ、
ギターを弾かせてほしいと強くせがんだそうです。
サンハウスは客がいない時であれば弾かせてやってもいいだろうと判断して了承。
だれも彼の演奏を聴こうとしなくハコから退出。
ところが、どこからか魂を揺さぶるような音楽が聞こえてきたといいます。
あまりにも素晴らしい歌とギターの演奏に、
魂を揺さぶられ心をわしづかみにされた誰もが、驚きをかくせなかったそうです。
そこでサンハウスは、「あいつは悪魔に魂を売り渡したから、あれほど上手くなったんだ」と語り、
今に伝えられています。そこでクロスロード伝説が生まれていったようです。
ロバート・ジョンソン独特だと言われる 心と体を刺激する音楽
ロバートジョンソンの歌とギターサウンドは、彼独特の刺激的歌詞とリズム感覚があり、
また数あるブルースの中でもミステリアスな彼の歌詞が醸し出す
世界観は多くのミュージッシャンンの心を今も、とらえて離しません。
そしてスティングの公式Youtubeで、2023年の4月14日、
彼の曲が投稿されました。 そして多くのスティングファンが聞き、
心を揺さぶられたことでしょう。
実はこの曲、スティングのラビリンスにも収録されているんです。
魂の交差点を感じさせるスティングのカバーは、スティングの声質から
本当にセクシーに出来上がっています。
スティングのカバーはベルリンのイエローラウンジで演奏録音されたものになります。
そこには”Tunes That Stick” 心をとらえて離さない旋律というような英語のフレーズが書かれています。
(2023年4月15日) ★★
スティングの歌声・・・Gosh・・So good! I love i・・
「俺の道に地獄の猟犬がつきまとう」の全訳と英語を味わるひととき
この曲の歌詞を訳してみました。また英語からもそのニュアンスを感じとってもらえると嬉しいです。
聞いて書き起こしたのであしからず。
“I got to keep movin’, I got to keep movin'”
俺は動き続けなきゃいない。俺は動き続けなきゃいけないんだ。
“Blues fallin’ down like hail, blues fallin’ down like hail”
ブルースがヒョウのように降ってくる。 ブルースがヒョウのように降ってくる。
“And the days keeps on worryin’ me”
そしてあの日々が俺を悩ませ続ける。
There’s a hellhound on my trail, hellhound on my trail
俺の道地獄の猟犬がいる。俺の道に地獄からの猟犬がいる。
“If today was Christmas Eve, if today was Christmas Eve”
もし今日がクリスマスイブなら、もし今日がクリスマスイブなら
“And tomorrow was Christmas Day”
明日がクリスマスだった。
“If today was Christmas Eve and tomorrow was Christmas Day”
今日がクリスマスイブなら、明日がクリスマスだった。
“Oh, wouldn’t we have a time, baby?”
ああ、俺達が過ごせる時間はないんだろうか、ベイビー。
“All I would need my little sweet rider”
俺が必要なのは俺の小さな甘い乗りもの・・・
“Just to pass the time away, to pass the time away”
時間を過ごすだけのため、時間を過ごすためだけ
“You sprinkled hot foot powder, around my door”
足を熱くするパウダーを君は振りかけた、俺のドアの周りに・・
“All around my door”
俺のドアの周りのいたるところに
“You sprinkled hot foot powder all around your daddy’s door”
きみは自分のダデイのドアの周りのいたるところに足が熱くなるパウダーを振りまいた。
“It keep me with ramblin’ mind, rider every old place I go”
それが俺を放浪ものにし続ける ライダー、どこのなじみの土地へ行っても
“Every old place I go”
どこのなじみの土地へ行っても
“I can tell the wind is risin’ the leaves tremblin’ on the tree”
葉を風が吹き上げ木が震えるのが俺にはわかる
“Tremblin’ on the tree”
木を震えさせる
“I can tell the wind is risin’, leaves tremblin’ on the tree”
葉を風が吹き上げ木が震えるのが俺にはわかる
“All I need’s my little sweet woman and to keep my company”
俺が必要なのは、俺のかわいい女性と一緒にいることだけ
”My company”
一緒にいることだけ
そしてこの曲のスティングのYoutubeの投稿にあるように
This is Tunes that stick!
スティングのこの歌声が・・たまらない・・
Sting’s voice and singing that stick! 💕💞💙 こちらは5年前に投稿された
スティングのカバー(スティングアルバム、ラビリンスからの1曲です)
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(2023年4月1日)(一部加筆訂正:2024年6月23日)